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Patch clamp setup

主な専門領域

EphyX Neuroscienceは電気生理学を専門としており、モノアミン酸化酵素阻害薬 (MOA) の高度な研究に必要な最先端の技術を適宜応用しています。

パッチクランプ法

全細胞記録を実施することで膜電位にミリ秒未満で生じるばらつきを検出し、単一細胞の電気活性を高精度に測定します。

  • 単一細胞について非常に高精度な生理学データを取得。

  • 脳や脊髄のあらゆる部位で、特定の細胞種を標的とした記録を実施。

  • 標的を絞った特異的な前後シナプス操作を実現。

  • 対象成分の作用機作や薬理学的プロファイルの研究に不可欠。

細胞外記録

ニューロン集団の活動やフィールド電位の細胞外記録には、フィールド記録を実施します。

  • 局所的なニューロン集団は、任意のスライスを用いて同時に記録します。

  • パッチクランプ法より短時間で実施できるため、中スループットでのデータ生成で複数の成分や用量を素早くスクリーニングできます。

カルシウム画像化

カルシウム画像化は、単独で実施するほか、細胞内外の記録と組み合わせることもできます。この手法を用いてカルシウムの変化を捉え、培養液やスライス内の個々の細胞の活動を測定します (カルシウム感受性蛍光色素による着色など)。細胞内のカルシウム濃度が有意に上昇することで神経伝達物質が放出されるため、カルシウムはニューロンの活動において重要な役割を果たしています。

  • スライスか培養液かを問わず、細胞外記録やパッチクランプ法と組み合わせることも可能。

  • 研究対象の成分が同時に複数の部位でニューロン活動やカルシウムチャネルに及ぼす影響を判断する際の補完的な手法として利用。

その他の手法

EphyX Neuroscienceでは、組織学や免疫化学、薬理学、光遺伝学などの分野での研究を、電気生理学を応用して実施しています。細胞外、細胞内のどちらでも操作を実施できます (パッチクランプ法を利用)。

研究の背景に応じて、特別なトランスジェニック動物モデルを用いて記録を実施したり、成分を急性投与または慢性投与したりすることが可能です。​ 

 

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