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Neuron in culture

ヒト神経細胞培養

動物実験から得られたデータをヒトに応用するトランスレーションは、特に中枢神経系では困難を極めます。

そのためEphyX Neuroscienceは、ヒト人工多能性幹細胞 (iPSC) 由来のヒトニューロンを使用して、げっ歯類から得られた電気生理学データを補足し、内容を確認することを提案しています。このコンビネーションを採用することで、データの信頼性を高め、次のフェーズに進むうえでのリスクを抑えることが可能となります。

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ヒトニューロンによるR&D最適化

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多様な細胞種を利用

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病態モデルに関連する変異

研究を最適化する、強力な新アプローチ

  • iPSC由来のニューロンは近年登場した強力なツールで、新薬候補となる成分の安全性と効果を評価するのに利用できます。この種のニューロンは通常、再プログラムされたヒト線維芽細胞で、異なる種類のニューロンにさらに分化させることができます。

  • これらのニューロンはヒト由来というだけでなく、ある病態に関連する特定の変異のキャリアに由来する場合があるという大きなメリットを有しています。

  • iPSCを分化させて、広く用いられている細胞種を得ることができます (グルタミン酸作動性細胞、GABA作動性細胞、ドパミン作動性細胞、運動ニューロンなど)。これらの細胞は、それぞれの研究内容に応じて選択します。

  • さらに複雑な調製が必要ではありますが、パッチクランプ法を用いた記録自体については、げっ歯類由来の組織以上に時間や労力がかかることはありません。

  • ヒト由来のiPSCを活用することで、げっ歯類から得られた結果を補足、強化することが可能となり、信頼性が高く予測可能な結果を導くことができます。

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